遠くて近い、あなたの隣で


「よろしくお願いします」

「…良かったぁぁぁ」



ビシッと決めていた大翔さんが
一気に崩れ落ちた



「断られたらどうしようかと思った!!!」

「そんなわけないじゃん!笑」

「きよら、ありがとう」

「こちらこそ」



あぁ、私…幸せかもしれない

結婚なんかって思ってたけど
悪くないのかもしれない…


と思っていたときだった


「あ、この指輪。偽物ね」

「…ん?」

「もう少し指輪は出来上がりまで時間がかかるから、
指輪が手に入るまでに…と思って」

「この指輪綺麗で気付かなかった!!…ありがとう」

「これからよろしくね」