「はい、昨日っす!お世話になりました!
今日は体調大丈夫ですか?」
「あなたにお世話になった記憶がないのですが…」
「自分、ここの居酒屋経営してる西尾という者です!
昨日は飲みに来てくださりありがとうございました」
…?
「私、昨日はここの居酒屋で飲んでないです…
上司と他の居酒屋に…」
「お姉さん何も覚えてないんですね!笑
言われた通り、やっぱり待ってて良かった!」
「あの……言われた通りとは…
私、昨日あなたに何かお伝えしたのですか…?」
「昨日、ベロベロのお姉さんがうちの店に来て
俺の友達の"マノ"って奴と飲んでたんすよ!覚えてないすか?」
「いや、全く…」
「お姉さんベロベロすぎて。
家も分からないから、このビジネスホテルに泊まらせようって事になって。
お姉さん心配だから、朝ここで待ってろって"マノ"に言われたんすよ」
「…そうだったんですね。
すみません、会社の飲みでかなり飲みすぎたようで…
記憶が全く無く…何とお礼をしたらいいか…」
