3時間だけ。

『昼野光』5歳。

窓から光が差し込み音が聞こえた。
母「ひかりちゃん」
おかーさんの優しい声がきこえる…
光「はあい…!」
母「おきたー?」
光はぱたぱたと階段を下りた。
すこしパンケーキの匂いがしてよだれが出そうだ。
階段を下りると、両親が並んで立ち、父がぼやっと光るものを持っていた。

両親「光、お誕生日おめでとう!」
光「えへへ、ありがとう!」
父「これをあげよう。誕生日プレゼントの…魔法、だ。」
母「うちの家では女のコが5歳になると魔法をプレゼントする習慣があるの。」
光「そうなん…だっ!だからおかーさんは魔法が使えるんだね!」

「そう、。
ただ…

光、

けどね、あなたが今から授かるのは

光の魔法、なの

だから

夜は、使えない。
数時間だけ、良いことにしか使えない」

「それでもいーよ!魔法使えるだけすごいじゃーーん、!」
「…っ!」「そ、たしかに…」
こうして光は魔法使いの階段を歩み始めたのだ。