本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません


白い長袖シャツにジーパンというシンプルな服装なのに、一段と格好いい。
本当にあの人が私を待っていてくれているのかと心配になる。

しばらくじっと遠くから眺めていると、和木坂課長が私を見つけ大きく手を振ってくれた。
「すみません!お待たせしました!」
私が小走りで駆け寄ると、和木坂課長は満面の笑みで私を迎えてくれた。

「謝らなくていいよ。俺が早く着き過ぎただけだから。」
そう言ったあと、和木坂課長は私の顔をまじまじと見た。

「なんか今日のミチルちゃん、この前と顔の雰囲気が違うね。」
「え?そ、そうですか?化粧品変えたからかな?」
もしかしてこの前と化粧の仕方が違った?

「でも今日も可愛いよ。」
最高の殺し文句に私の胸が打ち抜かれた。

「あっありがとうございます。」
ほんとに?この顔が?・・・やっぱり和木坂課長はB専なのかもしれない。