本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません


私が席に戻ると、和木坂課長は嬉しそうな顔でスマホをみつめていた。
「・・・どうでした?ミチルさん。」
私ってば、知ってるくせに

「うん。ちゃんと家に居たよ。もしかしたら他の男といるんじゃないかって思ってたから安心した。」
ミチルがそんなにモテるわけないのに。

「好きなら、ちゃんと信じてあげなきゃ駄目ですよ?」
「ははっ、そうだな。」

「あの・・・和木坂課長に聞いてみたいことがあったんですけど。」
「なに?」
私はここぞとばかりの質問を、和木坂課長に問いかけた。

「課長は・・・女性芸能人で、誰がタイプですか?」
本当に和木坂課長はB専なの?

「え?そんなこと聞いてどうすんの?」
「あ・・・えっと・・・どんな女性タレントがいま人気なのかなって・・・」
「うーん。そうだな・・・」

和木坂課長は少し考えあぐねたあと、軽い調子で言った。

「昔好きだったのは、綾瀬はるか・・・かな?あと長沢まさみ。」
「あっ、そうなんですね?!」
・・・普通に可愛い女優さんが好きなのね。