「はあ・・・なんだ。良かった。」
和木坂課長は大きなため息をついた。
「え?」
「俺、てっきりミチルちゃんが他の男を選んだと思って嫉妬してた。そういうことか。安心した。」
え・・・いま嫉妬って言った?
和木坂課長は笑顔を浮かべ、改まったように姿勢を正すと、熱いまなざしで私をみつめた。
「ミチルちゃん」
「は、はい。」
「会ったばかりでこんなこと言われても、困るかもしれないけど。」
「はい。」
なに?なに言われるの??
「俺、ミチルちゃんに一目惚れしました。俺と付き合って下さい。」
そう言うと和木坂課長はテーブルに手を付き、頭を下げた。



