私はなるべくあっけらかんと聞こえるように、明るく言った。
「だから・・・わたし、美人でもないし可愛くもないし。はっきり言ってブサイクじゃないですかー。そういう意味です。もうっ、皆まで言わせないで下さいよーあははっ!」
すると和木坂課長は眉間を寄せて、不機嫌そうな表情になった。
「どうしてそんな風に自分を卑下するの?君はとても可愛い。俺はそう思う。」
「・・・え?」
「ミチルちゃん、ひどいよな。俺はマッチングの時、ミチルちゃんの番号を紙に書いたのに。ミチルちゃんは誰を選んだの?」
和木坂課長は拗ねた顔でそっぽを向いた。
「えっと・・・私は誰も選んでいません。」
「どういうこと?」
「すみません!私、サクラなんです!人が足りないからって友達に頼まれて・・・。皆さん、真剣に婚活に取り組んでいるのに・・・私って最低ですよね。」



