本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません


自分の番号である七番が呼ばれなかったのは当然のことだとして・・・和木坂課長の十五番も呼ばれなかった。
どうして?
あんなにモテていたのに?

そう思いつつも、心から安堵している自分がいる。
だって目の前で恋する男性が、他の女性とカップル成立するところなんて、絶対に見たくなかったから・・・

さて、猫の雑貨を買って、急いでマリモが待つ家へ帰るとしますか。
臼井千佐に戻って、もう二度と婚活パーティなんてものには参加しないことにしよう。
そして幸田ミチルという黒歴史は永遠に封印するのだ。

受付前で参加者全員プレゼントの、キャットフードが入った紙袋を受け取り、猫雑貨を眺めていると、またもや肩を叩かれた。