本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません


「カップル成立は一番と十三番、三番と十七番、九番と十九番の三組です!おめでとうございます!」

「やった!」
隣に座っていた甘城さんが、鼻息も荒くガッツポーズをした。

「甘城さんは和木坂さん狙いだったんじゃ・・・?」
「確率論で考えたの!イケメンって人気あるからカップリングになる確率低いでしょ?やっぱりここは手堅く行かなきゃね。私、三十歳までに結婚したいから、モタモタしている時間がないの。」
「はあ。」

「幸田さんは・・・カップリングならずか。でもまだ婚活パーティに参加したのはたったの一回でしょ?数こなせば必ずいい人に出会えると思うわよ。それじゃね。チャオ!」

甘城さんはそう右手を挙げて小さく手を振ると、大きなお尻をふりふりさせて、大人しそうな色白男性と猫カフェから消えていった。