本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません


「今回はパスさせてください。」

「そんなこと言わずにさ!彼も困っているんだよね。」
「彼?」
「うん。合コンで知り合ったんだけど、いまその彼といい感じなの。ここでポイント稼いでおきたいじゃん。」

今真紀が狙っているのは、婚活会社勤務の彼ってことか。
だから自分は参加出来ないわけね。

「それにね。その婚活パーティの参加者全員に、キャットフードがたんまりお土産に貰えるらしいよ?」
んん?キャットフードのお土産?
「それほんと?」
「ほんとほんと。別に婚活目当てじゃなくても、猫好きな人達と猫の話を楽しくする、っていうスタンスで行けばいいんじゃない?それでお土産も貰えるなんてお得じゃん。ちなみに参加費用は無料でいいって。」

「でもそれって真剣に婚活しに来ている人に失礼なのでは?」
「軽い気持ちで参加している人だってけっこう多いと思うよ?どうせ休みの日は家でゴロゴロしているだけなんでしょ?気晴らしに参加してみなよ。」