「なに、イケメン課長に振られたの?」
「うるさいなあ。ほっといてよ。」
「あ、図星だった?」
これ以上、私の心の傷口を広げないで欲しい。
「それはそうと、千佐にピッタリな婚活パーティなんだけどなあ。」
「ピッタリ?」
「なんと!猫好き限定の、ねこんかつパーティ!」
「ねこんかつ?」
「そう。猫好きな男女が猫カフェで婚活するわけ。そこにいる猫達の写真を撮りあったり、お互いが飼っている猫の話をしたり、楽しいらしいよ?千佐、猫好きでしょ?」
なるほど、猫と婚活を合わせて「ねこんかつ」か。
「うーん。猫は好きだけど・・・」
正直なところ、まったく気が乗らない。
猫好きの集まりとはいえ、男性と出会うためのパーティに行く元気なんてない。
どうせ私なんて、ロクな男性と出会えるわけもないし。



