家に泊める彼女がいるんだ・・・
全身から血の気が引き、目の前が真っ暗になった。
きゅっとみぞおちが痛み、思わずふらりと壁にもたれて、危うくカップの中のミルクティーをこぼしそうになる。
ただの憧れだったはずなのに、自分でも信じられないくらいの衝撃を受けていた。
・・・二人の話は本当だったんだ。
それなら和木坂課長が女子職員に冷たい理由もわかる。
もちろん最初から私なんかが手に届く人じゃないってことはわかっていた。
でもこの恋は、完全に終わり。
自席に戻った私は、目尻に浮かぶ涙を拭い、大きく肩を落とした。



