本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません


眠気覚ましのミルクティーを作りに給湯室へ向かうと、あいにく先客がいた。
和木坂課長の部下である本木さんと森園さんだ。
入口近くで待っていると、二人は事務所内の女子職員の品定めを始めた。

「彼女にするならやっぱり吉木美沙だろ。どうせならああいう華やかな美人を連れてデートしてみたい。」
「僕は一課の加奈子ちゃんがいいな。明るくて元気で話しやすいし。」
「あーわかる!やっぱり明るい子がいいよな。」

・・・これ、聞いてちゃダメなやつだ。
そこから急いで離れようと思った瞬間、案の定自分のあだ名が耳に入ってきた。