本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません


エキゾチックショートヘアはブサ可愛いで有名な猫だ。
ケンケンもそのふてぶてしくも愛嬌のある顔で、要さんに身を預けている。
やっぱり要さんはB専なの?

まもなくしてお祖母様が、湯飲みに入った日本茶とかりんとうの入った皿をおぼんにのせて戻ってきた。
目の前に茶托に乗せられた湯呑み茶碗が置かれた。

「お祖母様、本日は突然お邪魔してしまいまして・・・」
私が畳に手をついて頭を下げると、お祖母様はホッホッホッっと高らかに笑った。

「お祖母様はよしとくれ。菊江でいいよ。」
「あっ、じゃあ菊江さんとお呼びします。」
そう言って顔を上げた私は、自分を落ち着かせる為に、出された日本茶をゆっくりと啜った。