本当の私を知られたら終わる恋だと思っていたのに、彼の溺愛が止まりません


「・・・ミチルちゃんは眼鏡がなくても、見える人?」
「・・・え?」
「俺、今コンタクト外してるから、何も見えてなくてさ。」

あ・・・そういうことか・・・良かった・・・

「ミチルちゃん、先にシャワー浴びてきたら?」
「大丈夫です。私、さっきもう浴びましたから。和木坂さん、使ってください。」
「そう?じゃあ、シャワー浴びてくる。」

和木坂課長が浴室に消えるのを確認し、安堵のため息をつく。
急がなきゃ。
和木坂課長のシャワーが終わる前に、ミチルに戻らなきゃ。

千佐だってばれたら、今度こそこの甘いはちみつのような時間は終わってしまう・・・
私は震える手で化粧ポーチを開け、ドレッサーの前に座った。