「昔から翔くんは、責任感があるから、重く受けとめているだろうね」
「そうですね。翔くんは真面目そうだから」
「できることなら、なんでもひとりで解決をしようとする」
「そうですね。クラスでも、あまり友だちを作ろうとしていないみたいです」
「そうなのかい? 学校内の様子は、さすがに見ることができないものでね」
わたしとサコ爺は、お茶を手に、同時にため息をつく。
「それで、提案だが」
「はい!」
サコ爺の真剣な声に、わたしは、背すじをピンと伸ばす。
「きみは、翔くんの手伝いをしたいと言ったね? それならば、きみが、翔くんの手伝いができるほどの実力があるかどうか、見極めさせてもらいたい」
「え?」
「私も翔くんに、彼のことを理解して信頼できるパートナーがいたら、とても心強いと思っていたからね」
「やります! やらせてください!」
わたしは、サコ爺の、その提案に飛びついた。
だって、翔くんは二か月前に引き継いだばかりで、ぶっちゃけ、まだ駆けだしなんでしょう?
ひとりで都市伝説に挑むより、サポート役がいたほうが、絶対いいはず。
それに、わたしもずっと翔くんと、一緒にいることができる。
お互いに、いいことづくめよ。
「もちろん、きみが実力不足だと感じたら、手伝いの話は、なしにするからね。遊びじゃないから、危険な目にあわせるわけにはいかない」
「わかりました! 全力で、翔くんをサポートします!」
翔くんに助けられたあのときは、わたしは都市伝説に、手も足もでなかった。
けれど、きっと都市伝説によっては、相性があるはず。
それに、わたしはなんの用意も心構えもできてなかったから、歯が立たなかったのよ。
あらかじめ用意ができていたら、わたしだって役に立てるはず。
だってわたしは、女忍者――くノ一だもの!
そして翔くんには、わたしとサコ爺がそんな約束をしていることは、ナイショなのです。
「そうですね。翔くんは真面目そうだから」
「できることなら、なんでもひとりで解決をしようとする」
「そうですね。クラスでも、あまり友だちを作ろうとしていないみたいです」
「そうなのかい? 学校内の様子は、さすがに見ることができないものでね」
わたしとサコ爺は、お茶を手に、同時にため息をつく。
「それで、提案だが」
「はい!」
サコ爺の真剣な声に、わたしは、背すじをピンと伸ばす。
「きみは、翔くんの手伝いをしたいと言ったね? それならば、きみが、翔くんの手伝いができるほどの実力があるかどうか、見極めさせてもらいたい」
「え?」
「私も翔くんに、彼のことを理解して信頼できるパートナーがいたら、とても心強いと思っていたからね」
「やります! やらせてください!」
わたしは、サコ爺の、その提案に飛びついた。
だって、翔くんは二か月前に引き継いだばかりで、ぶっちゃけ、まだ駆けだしなんでしょう?
ひとりで都市伝説に挑むより、サポート役がいたほうが、絶対いいはず。
それに、わたしもずっと翔くんと、一緒にいることができる。
お互いに、いいことづくめよ。
「もちろん、きみが実力不足だと感じたら、手伝いの話は、なしにするからね。遊びじゃないから、危険な目にあわせるわけにはいかない」
「わかりました! 全力で、翔くんをサポートします!」
翔くんに助けられたあのときは、わたしは都市伝説に、手も足もでなかった。
けれど、きっと都市伝説によっては、相性があるはず。
それに、わたしはなんの用意も心構えもできてなかったから、歯が立たなかったのよ。
あらかじめ用意ができていたら、わたしだって役に立てるはず。
だってわたしは、女忍者――くノ一だもの!
そして翔くんには、わたしとサコ爺がそんな約束をしていることは、ナイショなのです。


