プレゼントは同級生の末永くん!?

#デート?
私が連れてこられたのはゲーセンだった。
「着いた。」
「ここってゲーセン?」
「いえす。」
「何するの?」
「…たい。」
「なんて?」
「…とりたい。」
「何を?」
「…プリクラ。」
「なんで?」
「…お前ととりたいから。記念に。」
「いいよ。じゃあいこ!」

#プリクラ
まず、機械に五百円入れる。
【撮影ブースに移動してね♪】
「楽しみだな!」
【一枚目 無難にピース!】
『ピース』
【二枚目 かわいく指ハート!】
『きゅん』
【三枚目 あごつかみポーズ!】
「…むぎゅ」
「ああしがさらるお?(私がされるの?)」
「そりゃそーでしょ。女の子なんだし。」
『ぱしゃ』
【四枚目 彼氏さんからバックハグ!】
「流石にこれはやめとこ。」
「いやだ。やるもん。」
『ぎゅ』
え、まじでやるの?あーー!もーいーや!恥ずいけど向こうからだからね。
『ぱしゃ』
【ラストは見つめあっておでことおでこをコツン!】
「何見てんの?」
「やらないの?」
「やらないに決まってるじゃん!」
「俺はやりたいのに…」
「恋人同士じゃないんだよ!?なのに…」
「俺はそのつもりだし。」
その途端腕を引っ張られた。その拍子に、
『コツン』
「離して。」
「一生離さない。」
『3.2.1 パシャ』
「あーもうばずかった!末永くん何してくれてるの?」
「いやぁ、思い出に残るかなって。」
「そんなわけないでしょ。」
【落書きブースに移動してね♪】
制限時間は二分間か。じゃあゆっくり描けそう。無難なピースのやつから描いてくか。
「琴葉w何これwめっちゃ可愛い♡」
「黙ってさっさと描いて!」
ラストの二、三枚は末永くんに任せよう。恥ずかしくて見れない…
【どのプリを印刷するか選んでね♪】
「琴葉はどれにする?」
「どれでもいいけど。お前が選ばなかったのにする。」
「今、お前って言ったよね?…じゃあ俺、ラストと四枚目!」
一番はずいの選ぶじゃん!まあ、琴葉は一枚目と二枚目かな?あとで全部送られてくるし。
【印刷終了まであと一分待ってね♪】
「ツー、カコン。」
「でてきた、でてきた。」
「切るから貸して。」
チョキチョキ
「どーぞ。」
「ありがと。…可愛い。」
「ちょっとベンチ座ろ。」
せっかく撮ったんだしスマホケースにはさんどく。案外可愛いかもしれない、自分。
「俺も挟んどこ。みんなに自慢しよ!」
「じゃ、帰る?」
「…やだ。」
「じゃあ、何するの?」
「俺は、琴葉の隣に居られればなんでもいいんだけど。」
「いいじゃん。じゃあ家帰ろ。バスの時間もあるし。」
「えー。まぁ、琴葉がそういうなら。」
「じゃあ行こ!」