プレゼントは同級生の末永くん!?

#バスに揺られ
「自転車で行くの?」
「いや、バスだよ?バス停うちの目の前にあったでしょ?」
「まぁね。確かに。」
『プシュー』
「乗るぞ。」
いや、なんで手を繋ぐ?別に良くないかな?
そう思いながら手を払う。ちょうど二人席が空いているのでそこに座る。
「なぁ、琴葉ってLINE持ってる?」
「持ってるけどどうした?」
「ごにょごにょ、いや、持ってるって聞いたら、交換して欲しいってことでしょ?」
「なんか言った?」
「…。」
末永くんはスマホを差し出した。画面には、QRコードが写ってる。交換してってこと?LINEを開いてQRコードを読み取る。
「これでいいのかな?ごめんね、まだ家族としか交換してないから。」
「え?じゃあ俺、空よりも早いってわけ?」
凛歌というのは、琴葉の幼馴染のこと。
「そうだけど?なんで?」
「いゃぁ、そこは感じてください。もう、なんとなくで。」
「まぁいいや。」
…十分後
「ふぁー。ねみーや。おやすみ…」
なんか、末永くん寝ました。もたれかかってきて、ちょっと重いです。
「なんか、犬みたい。」
ちょっと面白い。
「おはよ!」
「おはよう。」
「何見てんの?」
「いや、べつに。音楽聞こ。」
「有線なんだ。以外。」
「別にいいじゃん。」
「なにきーてんの?」
「ん。」
説明するのは面倒なので、末永くんの耳に片方のイヤホンを突っ込んだ。
「さんきゅ。俺実は、好きな人とイヤホン半分こするの憧れてたんだよね。」
「やっぱ返して。」
「別にいいじゃん!夢を叶えさせてよ。」
この人はどんだけ変な夢を持っているのか。
まぁ、選ぶのは私なわけで。絶対好きじゃない曲でも流して返してもらうか。
「これって生きる?」
「なんで知ってるの?」
「ふつーに好きだから。」
「お前のことがってわけじゃないから。…好きだけど。」
「うるさい、着いたよ!」
「…りょーかーい!」