詩 椿の花芽に

風は冷たいが花芽つけし白椿
四十(しじゅう)の花芽に、今年も
いくつもの花をつけるだろう

かわいいきみ
まなこぱちぱちして緊張し
気まずいわたくしたち
きうに話しかけしこと、堪忍なり

なにもしらぬ頃に逢えればよかった
そなたに何をば教えん
どこへ行き、何を見せん
モニター越しの世界偽りの世界から離した
そなたを連れ出しふたりで

生きている海月を見むとして
水族館に連れて行こうか?
洒落たカフェへ連れて行こうか?
そなたは本物の海月を見たことがあるだろうか

ものをしらぬそなたは
どれだけ床に伏していたのか
何を好み、何が好きなのか

本当に音楽以外のことに興味がなさそうだ

まるで僧のやうだ