ガラス越しの恋

「ずっとだ。お前だけだ」

「嘘だ」

「嘘じゃない」

「嘘!」

「嘘じゃないって言ってんだろうが」

平行線をたどる私たちの会話。


「花蓮、どうしたら信じてくれる?」

「嘘ばかりだもん」


私は知ってるの。

君が、私に何度も嘘をついてたことを。