ブラックダイヤモンド



「駿河ほどのイケメンを超える男じゃないとジェラシー感じないでしょ?

駿河が」



「……まぁ、確かに……って、説得させるな!!」



「じゃあ泣き寝入りしなさい!!



状況が悪すぎ!!」



「うぅ……」



いつの間にか、勢力逆転で首を落とすしかなく。



まると一緒に住んでいる家に帰って、暫く寝て学校に投稿。



案の定ーー駿河が学校の女子に囲まれて笑ってた。



アタシは、きっと睨んでマルにあやされながら教室に向かう。




「何なのよ………アイツ。


女子となんでもない感じで、朝からイチャイチャしちゃって。


アタシにしたことなんて、忘れてるのね」



「まぁ、まぁ、そうカッカするなって。



世の中には、クズは山ほどいるから。


駿河みたいなやつ気にしたら損だ」




アタシはため息を付いて、席に座る。



机に手を突っ込むと、空っぽのはずの空洞にツルツルした硬いものと手紙が入っていた。




「これって……、駿河っちからじゃん!?」



クラスメイトが、こちらをチラチラと見始めてきた。




うわ……まずい……。



「ちょっと、席を外そう玲奈」



早速裏庭に逃げいるように、移動して。



「これって、駿河っちがつけてたブラックダイヤモンドだよね?



意味は、敬愛だっけ?」



「何でアイツが……アタシにこれを………」



手紙の内容は「俺の全財産だ。大切に使え」ですって?



「まぁ、まぁ、ずいぶんと舐め腐った文章だね」



「こんなの……いらない」



「どうすんの?」



「駿河に、アタシ文句言ってくる」