ブラックダイヤモンド



お父さんにーーパンツを脱いでほしいーーっていわれたことある?



アタシは……いつから自分の体が嫌になったんだろうな……。


女の子ってだけで、すぐに男の子からパンツめくりされるのもものすごく嫌だったのに。


お父さんに弄られるあの感覚を覚える、恐怖は今のところ超える様子はないのよな……。


小学校3年生という速さで、お風呂の一室。





今は、綺羅びやかなゴシックなベッドの上。



まだ十八歳の女子だというのに。



お父さんに身を捧げている、このお馬鹿なアタシはお姫様の資格なんて全くと行っていいほど0。



ーーー何だか、馬鹿みたいーーー。



必死に、体を温めるようにお風呂に入り。



湯船に使って目を閉じた。



襲われたあの始めてのあの日も、このお風呂の温度だったのは覚えてる。



震える体をいなしながら、息を吐き出した。



コンコン、とノックがなる。



ゾットする、死の合図のようなものが聞こえた気がして。



きっかりと、口元を震えながら三日月型にかたどってみせた。



だけどその必要はなかったみたいで。



「玲奈………?」



目の前にいた、美しいその私のクラスの担任。


イケメン英語教師駿河がそこに立っていたのは、言うまでもない。