ミラージュ・プリンセス♡ 〜私が、王女さまって本当ですか?〜

 レオンハルトが、とても驚いたように目を見開いた。
 そして、それから、ゆっくりと、力強く頷いた。

「御意。……今のロゼリア様なら、どんな敵も恐れをなして、逃げ出すでしょう」

 私は、迷路の出口に向かって歩き出す。
 足の震えは、もう止まっていた。

 待っててね、ロゼリア。
 あなたの体、あなたの命。
 私が、絶対に守ってみせるから!