「おーい目つむってろよー?」 ドア越しにアナタがそう言う。 私は慌てて目をつむり、 「大丈夫よ~」 と言った。 ガチャ チャプン と、アナタが私の後ろに座り、 後ろから抱きしめるかんじになった。 「なぁ…」 アナタが耳元で話す。 くすぐったい。 「ん?まだ目開けちゃダメなの?」 「うん。まだダメ。絶対ダメ。」 ちょっと必死なアナタが可愛い。