君には関係ない

と思いながら扉を開けた。

ガチャ

「あぁ。来たか」

驚くほど低い声。

ソファに足を組んで座り、黒いカバーのないスマホをいじっていたのは、驚くほどの美青年。

真っ黒な黒い髪にアクセントと言っていいのか、真っ赤な炎のような瞳。

組んでいる足は恐ろしいほど長く、すらっとした細身の体型。

顔は少し圧のある目つきに大人っぽい目鼻立ち。

でも、少し成人男性にしては子供っぽさもある。

この人・・・・・一体いくつなの・・・・・・。

このときは同い年だなんて思いもしなかった。

「お前が橘優架だな」

「・・・・・はい」

いくら美形だとしても初対面。