ラビーネと王子が静かにおでこを寄せ合い、魂の再会を喜んでいると、それを見つめるブラウンは、顔を赤らめて慌てて視線を逸らしました。
そんな幸福な光景に、少しトゲのある、けれど悪気のない声が降ってきます。
「まったく! 人間も魔族も、表面(ツラ)ばっかり気にして。だからこの『全自動・魂の真実記録レコーダー』を持たせたのよ。本当の美しさがどこにあるか、女神がわざわざ教えてあげなきゃならないなんて。ハァ……手間が掛かるわね!」
三人が声のする方向に視線を向けると、そこには岩肌に腰掛け、真珠色の光を放つ女神アフディーが、溜息混じりに座っていました。
「ラビーネ。あなたが地上にいられるのは、一日だけだと言ったはずよ。覚えている?」
ラビーネは、はっとして深刻な表情で頷きました。
「はい……」
「人間になってしまった以上、あなたは魔界へ帰ることも、泡となって消えることもできなくなってしまった。これは神々に対する明らかな冒涜だわ。……何か、相応の『罰』を与えなければならないわね」
不穏な言葉に、ブラウンがたまらず女神に慈悲を乞おうと一歩踏み出します。
「お待ちください、女神様! ラビーネ殿は――」
けれど、王子が優しい声でそれを制しました。
そんな幸福な光景に、少しトゲのある、けれど悪気のない声が降ってきます。
「まったく! 人間も魔族も、表面(ツラ)ばっかり気にして。だからこの『全自動・魂の真実記録レコーダー』を持たせたのよ。本当の美しさがどこにあるか、女神がわざわざ教えてあげなきゃならないなんて。ハァ……手間が掛かるわね!」
三人が声のする方向に視線を向けると、そこには岩肌に腰掛け、真珠色の光を放つ女神アフディーが、溜息混じりに座っていました。
「ラビーネ。あなたが地上にいられるのは、一日だけだと言ったはずよ。覚えている?」
ラビーネは、はっとして深刻な表情で頷きました。
「はい……」
「人間になってしまった以上、あなたは魔界へ帰ることも、泡となって消えることもできなくなってしまった。これは神々に対する明らかな冒涜だわ。……何か、相応の『罰』を与えなければならないわね」
不穏な言葉に、ブラウンがたまらず女神に慈悲を乞おうと一歩踏み出します。
「お待ちください、女神様! ラビーネ殿は――」
けれど、王子が優しい声でそれを制しました。



