「それに、俺も一緒に残って閉めればよかっただけの話だし、常識ってだけでちゃんと水瀬に言ってたのかって聞かれたらそうでもないし、なんなら常識っていうのが水瀬には通用しないって知ってたし……もうなんていうか!
水瀬だけじゃなくて俺にも非があったし、どっちかっていうと俺が言いすぎたし! だから、ごめん!」
「あれ、悠がバカ正直に話してるんだけど! ……って違くて、これはこっちが悪いから! 俺の方がごめんだから!」
水瀬の言葉に顔を上げた。まさか水瀬が謝ってくるとは思っていなかった。
「悠に言われなくても、そういうのって常識だよな。開けたら閉めるのは当然! それに俺だって同じことされたら嫌だし、普通に考えてそうしないといけないことだし」
――だって、閉めないと炭酸、抜けるもんな。
薄々思ってはいたが、ここまで言われてようやく、水瀬との会話がすれ違っていたことに気付いた。



