「キャンディあげるよ」と同じくらいのノリで相談に乗ることを決意したギャル先輩に、軽く目を見開いた。
「え、びっくりしてますよって? けどこれ冗談じゃないから安心して〜」
「そうなんですか」
「もっちろん! ウチ、嘘はつきませーん! だから単刀直入に聞きます! しのっちはこれからどうしたいですか?」
「それが分かってたらこんなに悩んでないです」
「あ、それはそっか」
でもこれが分からなくちゃ進まなくない?とギャル先輩は腕を組む。
「てことはつまり、これが分かったら一歩先に進めるってことでしょ? ウチ、頑張るっきゃないね! ……だけど引き出し方なんて知らないし……ていうか颯良としのっちって、もとから仲悪かったわけじゃないし……あ!」
ぶつぶつつぶやいていたギャル先輩は、あっという間になにかを決めたようだった。
意識していないとどんどんうつむいていく俺の顔を下から覗き込んでくる。



