俺と水瀬が出会ったのは、2年生になって隣のクラスになったのがきっかけだった。
隣のクラスと一緒に授業を受けるという合同授業で俺と水瀬は偶然ペアを組むことになり、それが今につながっている。
俺は水瀬とペアを組んだとき――あいつに『運命』を感じたのだから。
話していて、水瀬とだったらなんでもできる気がした。
代わり映えのない灰色のみの日常が、彩られる気がした。
しかし、運命を感じたといっても俺たちは初対面、それを本人に言うつもりも、これから関わりにいく予定もなかった――わけだが、まさか同じ風紀委員になり、ともに見回りをすることになるとまでは思っていなかった。
だから、風紀委員の顔合わせで水瀬がいて、委員長に「じゃあ篠原くんと水瀬くん、二人は昼休みの見回り担当で」と言われたときは驚いた。



