あの夏、君の声が消えた

ピピピ…ピピピ…ピ 

「うぅん…」


はぁ…今日もまた朝が来てしまった

着なれた制服を着て、靴を履いて家を出る

「いってきます」

誰もいない家に悲しく響く

「今日から授業がはじるからな。気を引き締めていくように。で、連絡事項だが…」

ーガラガラ

教室のドアが開き、1人の女子生徒が入ってきた

「おい!一宮!もうHR始まってるぞ」

「すみませーん」

一切の悪気を見せずに教室に入ってくる女子生徒

どこかで見たような…

派手なネイビーの色をした髪

トレンドのメイク

校則破りの着崩し方をした制服