中学時代好きだったあの子から、5年越しにLINEが来た


1時間ほどかけて髪をシースルーマッシュにセットし、サークルのやつからおすすめされた白いパーカーに黒いコート、黒いズボンのセットアップを着て、リップを塗る。

玄関の姿見に映る自分の姿は、自分じゃないみたいだ。

俺はスマホと家の鍵をコートのポケットに突っ込み、家を出た。