ナーフフィア



 黄色いウロコの龍は、咆哮をひとつ上げる。
『禁じられた国、その訳が知りたければ』

「ねえ!空が赤黒いけど、何があったんだろう」

エルがパンを片手にくる。先に朝ごはんにしていたらしい。何か恐ろしいことがあるんじゃないかと怯えた様子だった。

「エル。龍だ。あの赤黒い雲は、龍が出してるみたいだ。その龍が言うには、ラウー国には行くなって」

「ほら!やっぱり噂は本当なんだよ」

「その噂ってなんだよ」

 光の国だと言うのに、嫌な噂があるなんて、と肩を落とすと同時に、エルの言うことに少し反感を覚える。

「キンキンに冷えてるって、冷えすぎて国を守る「護り鳥」がアホウドリに変わりそうだって。なんでもアホウドリダンスを踊ってるっていう話だよ」

「そ、そうなのか!?おかしくなってしまったのか・・・」

「なんとかしてあげたいって思うんだけどね。でも」

「もう!そんなんだったら、解決しに行くぞ!」

ミウロは、早速荷物をまとめ始める。変な噂だが、それと龍の言っていた禁じられている国だと言うことが気になる。すると、再び龍が咆哮をあげる。

『ミウロよ、もう一度言う。ラウー国には行くな!

禁じられた国というのは、










実のところのところのところだ、
















アレが禁じられている凍りついた国なのだ!』

「そのアレって?」

『恐ろしいのだ。アレというものは・・・!』

「僕がその恐ろしいアレっていうのをどうにかしてくる!」

『行ってはならぬ!何を隠そうそれは、

お、お、お、