まっすぐと私を見据えて言った本田さん。
すごく……すごく、かっこよく見えた。
「……あははっ、本田さんには敵わないや。本当に真実を導き出せてるね」
「ありがとうございます。まぁ……元々、気づいてた、っていうのもありますけど。あなたがユウカに、憎しみの視線を向けていることを」
「……え」
そう見えないように、演技してたのに……?
それに本田さんとはクラスが違う。
たまに2組へ来てたけど、その数回で……?
「2組に行った時、あなたをこっそり観察していれば分かりました。どんなにうまく演技をしていても、〝目〟や〝行動〟に出てしまうんですよ。例えばユウカがを向けている時に彼女をこっそり睨む。本好きなあなたなのに、鈴城さんに物語ノートを返す時にはそれが少し雑な持ち方。鈴城さんがクラス中から注目を浴びている時に、唇を噛みしめるなど……」
「……なんで、無意識にそういうのが出ちゃうんだろうね」
「所詮人間ですからね。憎しみという感情は、時には自分自身もセーブできなくさせることがあります。しかし、ユウカは気づいていなかったでしょうね。それときとっくに気づけていたら、物語ノートなど書かなかったでしょう。物語ノートは、火に油を注ぐような存在なのですから」
「……」
なにも分かっていないユウカを勝手に憎んで、恨みをつのらせて、挙句の果てには殺して・・・・・・私ってバカだ、大バカだ。
すごく……すごく、かっこよく見えた。
「……あははっ、本田さんには敵わないや。本当に真実を導き出せてるね」
「ありがとうございます。まぁ……元々、気づいてた、っていうのもありますけど。あなたがユウカに、憎しみの視線を向けていることを」
「……え」
そう見えないように、演技してたのに……?
それに本田さんとはクラスが違う。
たまに2組へ来てたけど、その数回で……?
「2組に行った時、あなたをこっそり観察していれば分かりました。どんなにうまく演技をしていても、〝目〟や〝行動〟に出てしまうんですよ。例えばユウカがを向けている時に彼女をこっそり睨む。本好きなあなたなのに、鈴城さんに物語ノートを返す時にはそれが少し雑な持ち方。鈴城さんがクラス中から注目を浴びている時に、唇を噛みしめるなど……」
「……なんで、無意識にそういうのが出ちゃうんだろうね」
「所詮人間ですからね。憎しみという感情は、時には自分自身もセーブできなくさせることがあります。しかし、ユウカは気づいていなかったでしょうね。それときとっくに気づけていたら、物語ノートなど書かなかったでしょう。物語ノートは、火に油を注ぐような存在なのですから」
「……」
なにも分かっていないユウカを勝手に憎んで、恨みをつのらせて、挙句の果てには殺して・・・・・・私ってバカだ、大バカだ。



