真実が導く〝真実〟    ―感情―

「でも、ユウカは亡くなってしまったでしょう?なので、ユウカの幼なじみで本好きのあなたにプレゼントしようかと」

「……ありがと」

図書カードが入った袋を受け取った桜井さん。

少ししぶしぶ、という感じだったのは、これが元々ユウカへの誕プレだったからだろう。

けれど、やっぱりお金には抗えなかったみたい。