真実が導く〝真実〟    ―感情―

そして飴が入っているほうとは別のポケットから、柄が青い折りたたみクシを取り出す。

「ちょっと後ろ、向いてください」

「あ…うん」

後ろを向いた木村さんの髪をクシでとかす。

このクシは、ミナからの誕プレだ。

しかも、色も私好みの青。

『マミは可愛いんだから、女子力がもうちょっとアップすれば爆モテ間違いなし!!』と、女子力いっぱいのミナからプレゼントされた。

まぁ私は、昔から見た目にあまり気を使わないほうだ。
でも何日も風呂キャンしたり、歯を磨かないわけではもちろんないけど。

ただメイクをしたり、スキンケアをしたりはしたことはない。

髪だって小学生のころは長かったけど、自分で髪を洗うようになってからは、あまり髪が長いとシャンプーやドライヤーがめんどうくさいと感じ、肩くらいのボブにバッサリ切った。

以後、ずっとこのまま。