– –「マミ、むずかしい顔してどうしたんだ?」
夕食の時間。
ユウカの死の原因について考えこみながら、黙々とトンカツを口に運ぶ私に、しびれをきらしたのかお父さんがそう聞いた。
「……あのさ。ユウカが亡くなった原因…聞いた?」
「強盗だって聞いたわよ。なにか…引っかかるの?」
お父さんの隣に座るお母さんの言葉に、小さく頷く。
「…うん。まだ、ハッキリとはなにも言えないけど、実は– –」
私は事件当日のこと…ユウカの部屋に感じた違和感をすべて話した。
「– –ってことなの」
「…たしかに気になるな」
腕を組んで考えこみながらそう言ったお父さん。
お母さんも眉を寄せ、黙りこんでいる。



