真実が導く〝真実〟    ―感情―

ご、強盗……っ!?

そう思った瞬間、物音が止んだ。

強盗なら、1階に降りて逃げるだろう。

今すぐ警察に連絡したいけど、強盗じゃない可能性もある。

私はとっさに、カーテンの裏に隠れた。

少し息をしづらいけど、今出たら何者かと鉢合わせちゃうかも……。

…なんて、ユウカが危ないかもしれないのに、隠れているんだ、私は。

今でも将来の夢は警察官だけど、こんなんじゃ警察官になんてなれないよ……。

自己嫌悪に浸っていたが、何者かが階段を降りる音……少し早足?で、強制的に意識はそっちに移った。