私はノートを閉じた。やるべきことが決まると少しだけ安心する。
今日は時刻表を確認して、明日は朝ごはんを食べたらすぐに沖白に向かおう。沖白の図書館で勉強したいと言えばお祖父ちゃんは車を出してくれるだろうから大丈夫。いざとなったら歩いて駅に行こう。
畳で大の字になりながら明日以降の計画を立てる。七日には帰らないといけないから、自由に行動できるのは実質的に五日間だ。
……待って、お願いすれば帰る日を二、三日くらい延ばせるかも。
「お祖父ちゃん、お祖母ちゃん!」
私はさっそく一階に下りて二人に頼んでみることにした。
「あのね、九日か十日までここにいさせてほしいの」
「えっ」
「お祖父ちゃんたちは嬉しいけどなぁ……」
食堂で掃除をしていた二人は、互いに顔を見合わせて困った表情になった。
「八日からお客さんが来るんだ……」
「部屋は全部埋まっちゃうの、ごめんね」



