考えても考えても
頭に浮かぶのは?ばかり


外の景色を見ればここがどこなのかわかるかもしれない
そう思い
視線を床に移すと


サラリという音とともに
視界に金色ものが移った




まさか!!

自分の髪を一房すくうと
黒いはずの髪がブロンドになっていた


いや戻っていたという方が正しいだろう





ハァー

何かを諦めたようにため息をつき
ベッドがら降りて窓に向かって歩きだすと



今度は何かで床を引きずるような感覚を感じ床に視界を戻すと


セミロングだった髪が自分の身長よりも長く伸びていて床を引きずっていた





なっなんでこんなに伸びるの!?



不可解なことがつづきすぎて驚きをこえて恐怖を感じて体が震えてきた





「もうイヤッ!!」



そう叫ぶと
窓へと走り出した