「……あの人って…誰ですか……?」 「その人は、セナにとってもこれから話すことにも重要な人なんだ。」 私にとっても? セナの表情が少し険しくなる 「その人はセナの御婆様だよ。」 「…私の御婆様…… そんな……そんなこと有り得ない!! だって………だって私は捨てられてたんだから!!」 セナは信じられないとばかりに 頭を抱えて頭を左右にふりだした 「違う。 セナ、君は捨てられたんじゃない。」 セナはその言葉にピタッと動きを止めた 「セナの御婆様が セナを守るために地球に送ったんだ」