「アインハード殿下もお元気そうでなによりです。すごく大人っぽくなられたので、驚いてしまいました」
「そうか?」
と、アインハードが口の端に笑みを浮かべる。
……うん。単純なところは変わってなくてよかった。好感度が稼ぎやすくてとても助かる。
「ねえリビー、僕も大人っぽくなったよね?」
とかなんとか思っていたら、ゼリックがそう言ってズイと身を乗り出してきた。
(ゼリックのバカ! アインハードと張り合わないで! っていうか、距離が近いよ!)
動揺を顔に出さないように気をつけつつ、わたしは静かに息をのむ。
十六歳のゼリックは大人っぽい……というより、神がかった男性へと変貌を遂げていた。
ツヤッツヤの銀色ストレートヘアに、お星さまを散りばめたみたいにキラキラした紫色の瞳、真っ白な肌に理知的な顔立ちをしていて、年々美貌に磨きがかかっている。身長は180センチメートルを超えていて、スラリとしたモデル体型だ。
存在自体が浮き世離れしているというか、聖人君子ってこういう人をいうんだろうなぁというイメージそのままである。
「そうか?」
と、アインハードが口の端に笑みを浮かべる。
……うん。単純なところは変わってなくてよかった。好感度が稼ぎやすくてとても助かる。
「ねえリビー、僕も大人っぽくなったよね?」
とかなんとか思っていたら、ゼリックがそう言ってズイと身を乗り出してきた。
(ゼリックのバカ! アインハードと張り合わないで! っていうか、距離が近いよ!)
動揺を顔に出さないように気をつけつつ、わたしは静かに息をのむ。
十六歳のゼリックは大人っぽい……というより、神がかった男性へと変貌を遂げていた。
ツヤッツヤの銀色ストレートヘアに、お星さまを散りばめたみたいにキラキラした紫色の瞳、真っ白な肌に理知的な顔立ちをしていて、年々美貌に磨きがかかっている。身長は180センチメートルを超えていて、スラリとしたモデル体型だ。
存在自体が浮き世離れしているというか、聖人君子ってこういう人をいうんだろうなぁというイメージそのままである。



