【大好きなリビーへ】
【僕はリビーが大好きだよ】
【僕がリビーを幸せにしてあげるからね】
……本当に、愛が重い義理の兄だ。
そんな状況なので、アインハードに手紙を送るのも慎重にならざるを得ない。
それでも、存在を忘れられないよう、わたしは数ヶ月おきにアインハードへ手紙を送った。そして、アインハードに手紙を送るタイミングにはゼリックに対して普段よりも数倍の分量の手紙を書き、贈り物をし、事前に機嫌を取ることにしている。そうすると、びっくりするぐらい喜んでくれるので、なけなしの良心がチクチクと痛んだ。
手紙のやり取りをするだけでこんな状況だから、アインハードと直接交流することはさらに難しかった。
わたしがこの六年の間にアインハードと顔を合わせたのは、アインハードの十歳の誕生日会のときぐらいだ。
なにせゼリックのガードが固いので、わたしが手紙に『近々会いたいですね』と書いても実現しない。というか、アインハードからは『ゼリックについて城に来ればいい』と返事が来るものの、ゼリックが断固拒否をするので、手も足も出ないのだ。
(だけど、それも今日で終わり)
なんでかというと、ゼリックが晴れて王立学園に入学したからだ。
【僕はリビーが大好きだよ】
【僕がリビーを幸せにしてあげるからね】
……本当に、愛が重い義理の兄だ。
そんな状況なので、アインハードに手紙を送るのも慎重にならざるを得ない。
それでも、存在を忘れられないよう、わたしは数ヶ月おきにアインハードへ手紙を送った。そして、アインハードに手紙を送るタイミングにはゼリックに対して普段よりも数倍の分量の手紙を書き、贈り物をし、事前に機嫌を取ることにしている。そうすると、びっくりするぐらい喜んでくれるので、なけなしの良心がチクチクと痛んだ。
手紙のやり取りをするだけでこんな状況だから、アインハードと直接交流することはさらに難しかった。
わたしがこの六年の間にアインハードと顔を合わせたのは、アインハードの十歳の誕生日会のときぐらいだ。
なにせゼリックのガードが固いので、わたしが手紙に『近々会いたいですね』と書いても実現しない。というか、アインハードからは『ゼリックについて城に来ればいい』と返事が来るものの、ゼリックが断固拒否をするので、手も足も出ないのだ。
(だけど、それも今日で終わり)
なんでかというと、ゼリックが晴れて王立学園に入学したからだ。



