「殿下、訂正いただけますよね?」
「あ……うぅ……」
ゼリックの追及に、アインハードがタジタジになっている。なお、わたしたちの側には当然大人がいて、この様子を見守っているんだけど、ゼリックを止める素振りはない。むしろ『もっとやれ』といった表情だ。どうやら普段、俺様気質のアインハードに手を焼いているらしい。それをやり込めるゼリックは、相当重宝されているのだろう。
(さすがはゼリックだわ)
これまで屋敷以外の人間と接するところは見たことがなかったけれど、ゼリックは有能――というか特殊なんだと思い知らされた。
「――訂正するよ」
と、アインハードがついに折れた。ゼリックはニコリと笑うと、アインハードをわたしの前に連れてくる。
「殿下、リビーは可愛いですよね」
「……ああ、とても可愛いと思う」
アインハードの頬がほんのりと赤く染まった。
「あ……うぅ……」
ゼリックの追及に、アインハードがタジタジになっている。なお、わたしたちの側には当然大人がいて、この様子を見守っているんだけど、ゼリックを止める素振りはない。むしろ『もっとやれ』といった表情だ。どうやら普段、俺様気質のアインハードに手を焼いているらしい。それをやり込めるゼリックは、相当重宝されているのだろう。
(さすがはゼリックだわ)
これまで屋敷以外の人間と接するところは見たことがなかったけれど、ゼリックは有能――というか特殊なんだと思い知らされた。
「――訂正するよ」
と、アインハードがついに折れた。ゼリックはニコリと笑うと、アインハードをわたしの前に連れてくる。
「殿下、リビーは可愛いですよね」
「……ああ、とても可愛いと思う」
アインハードの頬がほんのりと赤く染まった。



