「なんで? 殿下の目が正常に機能していないからです。妹のリビーをよく見てください。銀色がかった黄緑色の髪は神様からの贈り物としか思えませんし、エメラルドよりも輝く大きな瞳も、真っ白な肌も、愛くるしい表情も、すべてが最高に美しく、可愛いでしょう?」
「え、いや、その……」
(やめてゼリック〜〜!)
そういうこと、真顔で言われると恥ずかしいから! ゼリックがわたしを可愛がってくれているのは知ってるけど、言語化されるとかなり精神にくる。しかも、冗談じゃなく本気でそう思っているらしいのがまたなんとも……。
「お、お兄様! わたしは大丈夫ですから。もうそのへんで……」
「ダメだよ、リビー。僕はリビーを守るためなら、世界中の誰を敵に回しても全力で戦うって決めてるんだ」
「世界中の誰を敵に回してもって……」
そうですよね、わたしたちの目の前にいるのはまだ七歳とはいえこの国の王太子ですから! このままだといつか、ゼリックは本気でこの国を敵に回してしまいそう。いや、わたしの復讐計画からすればそれは願ったり叶ったりなのかもしれないけど……。
「え、いや、その……」
(やめてゼリック〜〜!)
そういうこと、真顔で言われると恥ずかしいから! ゼリックがわたしを可愛がってくれているのは知ってるけど、言語化されるとかなり精神にくる。しかも、冗談じゃなく本気でそう思っているらしいのがまたなんとも……。
「お、お兄様! わたしは大丈夫ですから。もうそのへんで……」
「ダメだよ、リビー。僕はリビーを守るためなら、世界中の誰を敵に回しても全力で戦うって決めてるんだ」
「世界中の誰を敵に回してもって……」
そうですよね、わたしたちの目の前にいるのはまだ七歳とはいえこの国の王太子ですから! このままだといつか、ゼリックは本気でこの国を敵に回してしまいそう。いや、わたしの復讐計画からすればそれは願ったり叶ったりなのかもしれないけど……。



