(この男、存在だけでなく顔面単体で国宝なのでは…?)
はじめて見る王太子は、キラキラと輝いて見えた。美形はゼリックで見慣れているはずのわたしでも唸るほど、見目形が整っている。
ただ、二人の系統は違っていて、真面目で超正統派美少年のゼリックに対し、王太子は前世でいうホストをナチュラルにした、みたいな感じ。まあ、あくまで第一印象の話なんだけど……。
「申し訳ございません、アインハード殿下。本日は妹が一緒についてきておりまして」
ゼリックは王太子――アインハードに向かって頭を下げた。アインハードはそこでようやくわたしの存在に気づいたらしく、こちらをちらりと見る。それからフンと鼻を鳴らした。
「ふん、ブサイクだな」
(なにおう!?)
バカにしたような表情でそう言われ、わたしは大きく目を見開く。
はじめて見る王太子は、キラキラと輝いて見えた。美形はゼリックで見慣れているはずのわたしでも唸るほど、見目形が整っている。
ただ、二人の系統は違っていて、真面目で超正統派美少年のゼリックに対し、王太子は前世でいうホストをナチュラルにした、みたいな感じ。まあ、あくまで第一印象の話なんだけど……。
「申し訳ございません、アインハード殿下。本日は妹が一緒についてきておりまして」
ゼリックは王太子――アインハードに向かって頭を下げた。アインハードはそこでようやくわたしの存在に気づいたらしく、こちらをちらりと見る。それからフンと鼻を鳴らした。
「ふん、ブサイクだな」
(なにおう!?)
バカにしたような表情でそう言われ、わたしは大きく目を見開く。



