復讐の悪女になるはずが、天使系義兄からピュアな執着と溺愛で邪魔されてます!

「いらっしゃい、二人とも。大きくなったわね」


 屋敷に着くと、ママの両親が満面の笑みでわたしたちを出迎えてくれる。


「お久しぶりです。おじい様、おばあ様」


 侍女たちに習った淑女の礼をすると、二人(とゼリック)は感激してくれた。


「うちの孫は天才なんじゃないか?」

「だよね! リビーは本当にすごいんだ!」

「将来は王太子妃も夢じゃないかもしれないわね」


 三人は手を取り合ってわたしを褒める。この程度なら幼児のお遊戯の範疇だから、さすがのわたしでもできるのだ。内心でドヤッていたわたしは、ふとあることに気づいた。