「リビー、笑って?」
と、隣でパパが言う。わたしは思わずパパを見上げた。
「ゼリックが待っているよ」
その言葉とともに、バージンロードへ続く扉がゆっくりと開く。眩い光がこちらに向かって降り注ぎ、わたしは思わず目を細める。
「リビー」
それはものすごく小さな声だった。けれど、わたしにはゼリックがわたしを呼んでいるのがはっきりと聞こえる。その途端、なんだか無性に泣けてきてしまった。
「リビー」
バージンロードの先で、ゼリックはわたしを抱きしめてくれる。待っていたって幸せそうに笑いながら。
「うん」
はじめての口づけは、二人分の涙の味がした。
と、隣でパパが言う。わたしは思わずパパを見上げた。
「ゼリックが待っているよ」
その言葉とともに、バージンロードへ続く扉がゆっくりと開く。眩い光がこちらに向かって降り注ぎ、わたしは思わず目を細める。
「リビー」
それはものすごく小さな声だった。けれど、わたしにはゼリックがわたしを呼んでいるのがはっきりと聞こえる。その途端、なんだか無性に泣けてきてしまった。
「リビー」
バージンロードの先で、ゼリックはわたしを抱きしめてくれる。待っていたって幸せそうに笑いながら。
「うん」
はじめての口づけは、二人分の涙の味がした。



