(ああ、どうしてこんなことになってしまったんだろう……)
ドレスに着替えながらわたしはため息をつく。
アインハードが用意したドレスを改めて見てみると、本当に豪奢で綺麗だと思う。こんなの普通は婚約者にしか贈らない。このドレスを着てアインハードの隣に立つということは、周りからそういう目で見られるということだ。
シャルロッテからはものすごく羨ましがられた。……というか、散々恨み言を言われた。ほんの少し前のわたしなら、きっと心から喜べただろう。だって、そうなるようにずっと努力をしてきたんだもの。
アインハードの妃になりたかった。復讐を成し遂げたいと思っていた。だから、本当はこの状況を素直に喜ぶべきなんだ。頭ではそうわかっているのに、残念ながら心がついてこない。
(わたしは復讐をしなきゃいけない)
わたしを産んでくれた両親のために。わたしに愛を教えてくれた両親のために。それがわたしの生きていい理由。ここにいてもいい理由なんだ。
そのためなら、わたしを犠牲にしても構わない。わたしのせいでゼリックやパパたちまで一緒に罰されたとしても仕方がないんだって。
ドレスに着替えながらわたしはため息をつく。
アインハードが用意したドレスを改めて見てみると、本当に豪奢で綺麗だと思う。こんなの普通は婚約者にしか贈らない。このドレスを着てアインハードの隣に立つということは、周りからそういう目で見られるということだ。
シャルロッテからはものすごく羨ましがられた。……というか、散々恨み言を言われた。ほんの少し前のわたしなら、きっと心から喜べただろう。だって、そうなるようにずっと努力をしてきたんだもの。
アインハードの妃になりたかった。復讐を成し遂げたいと思っていた。だから、本当はこの状況を素直に喜ぶべきなんだ。頭ではそうわかっているのに、残念ながら心がついてこない。
(わたしは復讐をしなきゃいけない)
わたしを産んでくれた両親のために。わたしに愛を教えてくれた両親のために。それがわたしの生きていい理由。ここにいてもいい理由なんだ。
そのためなら、わたしを犠牲にしても構わない。わたしのせいでゼリックやパパたちまで一緒に罰されたとしても仕方がないんだって。



