(アインハードのバカ!)
どうしてこんなところで、こんな誘い方するのよ! これじゃ絶対に断れないじゃない!
しかもクラスメイトたちが『アインハードの妃はリビーに決まりでは?』みたいな目配せをし合っているし、ものすごく困るんだけど!
「お誘いいただきありがとうございます。ですが、ええっと、夜会の日はたしか実家で用事があったような……」
「リビーの父親にその日は空けておくよう事前に伝えてあったから、リビーの言う用事はつまり、俺との夜会のことだろう」
「そう……? いや、でも、その……そうかもしれませんね?」
ダメだ。言い訳がなにも思い浮かばない。というか、この状況下で断れる人間がいたらすごいと思う。
(ゼリック、出番よ! お願いだからわたしを助けて!)
心のなかでそう叫ぶものの、ゼリックは一向に現れない。……王宮にいるのだから当然だ。もしかして、アインハードはそこまで計算をしていたのだろうか?
だとしたら、わたしに残された選択肢はただ一つ。
「よ、喜んでお受けいたします」
わたしの返事を聞いてアインハードは満足気に笑うのだった。
どうしてこんなところで、こんな誘い方するのよ! これじゃ絶対に断れないじゃない!
しかもクラスメイトたちが『アインハードの妃はリビーに決まりでは?』みたいな目配せをし合っているし、ものすごく困るんだけど!
「お誘いいただきありがとうございます。ですが、ええっと、夜会の日はたしか実家で用事があったような……」
「リビーの父親にその日は空けておくよう事前に伝えてあったから、リビーの言う用事はつまり、俺との夜会のことだろう」
「そう……? いや、でも、その……そうかもしれませんね?」
ダメだ。言い訳がなにも思い浮かばない。というか、この状況下で断れる人間がいたらすごいと思う。
(ゼリック、出番よ! お願いだからわたしを助けて!)
心のなかでそう叫ぶものの、ゼリックは一向に現れない。……王宮にいるのだから当然だ。もしかして、アインハードはそこまで計算をしていたのだろうか?
だとしたら、わたしに残された選択肢はただ一つ。
「よ、喜んでお受けいたします」
わたしの返事を聞いてアインハードは満足気に笑うのだった。



