「けれど、毎日じゃなくてもいいだろう?」
「それは……どうでしょう?」
アインハードのバカ! なんでこんなに詰めてくるのよ! こういうときは「それじゃあ、そのうち」とかって約束とも呼べない約束をして、サクッと話を締めるものでしょう!
「リビー、俺は……」
「そろそろ教室に戻らないと授業に遅れますよ?」
と、アインハードの背後から声がかけられる。
「お兄様!」
「ゼリック、だが今は……」
「些細なことで殿下の評価が下がってはもったいないではありませんか。さあ、早くお戻りください。リビーも、もう授業をはじめるよ」
「はい、お兄様」
わたしはゼリックに向かって微笑みつつ、急いで自分の席へ戻る。
(ありがとう、ゼリック)
アインハードとの会話を邪魔されて嬉しいと思ったのははじめての経験だ。だけど、今はゼリックがまるで神様みたいに見えてくる。
それにしても、これから先がとても不安だ。わたしは大きくため息をつくのだった。
「それは……どうでしょう?」
アインハードのバカ! なんでこんなに詰めてくるのよ! こういうときは「それじゃあ、そのうち」とかって約束とも呼べない約束をして、サクッと話を締めるものでしょう!
「リビー、俺は……」
「そろそろ教室に戻らないと授業に遅れますよ?」
と、アインハードの背後から声がかけられる。
「お兄様!」
「ゼリック、だが今は……」
「些細なことで殿下の評価が下がってはもったいないではありませんか。さあ、早くお戻りください。リビーも、もう授業をはじめるよ」
「はい、お兄様」
わたしはゼリックに向かって微笑みつつ、急いで自分の席へ戻る。
(ありがとう、ゼリック)
アインハードとの会話を邪魔されて嬉しいと思ったのははじめての経験だ。だけど、今はゼリックがまるで神様みたいに見えてくる。
それにしても、これから先がとても不安だ。わたしは大きくため息をつくのだった。



